Natural, Simple and Reasonable is best ・・・・・Back to the Basics and Unlock your Potentials
               テニススイングの基本原理      2023-3-7 Revised
     私は11昨年の2021年に、このホームページ 「テニススイングの基本原理」 を小著としてアマゾンから出版致しました。もしよろしければご購入下さい。
 
野 球 の 知 恵
2023-4ー11
(火
プロ選手/コーチ/監督なのに、
野球を良く知らない輩のために作成
コロナ感染防止策の誤り
 2023-4-26(水)
政府には大局的な見地から、正しい感染防止策を進言する
有能リ-ダーが不在です。尾身会長は政府に正しい感染防止策を
提言出来ない、所詮感染症のヒラメ(似非)専門
家に過ぎません。 
 Daily Photo:
2023-1-30
写真と油彩のホームページを 
閉じて、写真のページとして
再発足しました。

       


 序 文 (前書き)
 
 (注)小著「テニス
   スイングの基本原理」の
   序文です

  2022-1-23


理想のレッスン

ベオグラードでの
  初めてのレッスン

 2022-1-23
スイングの基本原理

メ カ ニ ズ ム

 2023-3-6

 スイングの主役はヒジ
 
 原動力:エンジン
  司令塔:リーダー
 
 
打球の主役は
  手の平(グリップ)

 


 フォアハンド(FH)


フォアハンド
 2022ー1-2

バックハンド(BH)

片手バックハンド
  2023-3-7

 <居合抜き型>=
 <EEタイプ>

 <引くスイング>




 片手バックの長所と
   フォアハンドの短所

   2022-1-23

 FH=押すスイング
 BH=引くスイング


ボレーの基本 
ボレーマニュアル 
 
 2021-5-17
 
 ボレーのグリップ
 FH=イースタン
  BH=セミウエスタン 
大切な基本動作 

凡ミスのメカニズム 
  2021-1-16


予測と守備位置

 
2021-12-13
ゲーム観戦記 

ATP/WTA観戦
  2019-9-1

        
  
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  ございましたら
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筆者の思考のベースは、1980年にジョコビッチの出身地であるセルビアの首都ベオグラードで受けた、近未来にも通用する
 究極の片手バックハンドのレッスンですが、数多くのテニス技術誌の玉石混淆の関連記事から、希少ながら貴重な珠玉を
 取り込んで、筆者なりに物理学の視点から、テニススイングの基本原理/メカニズムを微力ながら追求/解明して来ました。
 ・・・上記の思いからここ40年近くの間、このHPの更新を続けてきましたが、スイング技術の基本の理論化とレベルアップのための
    処方箋が、拙いながらも、明確且つほぼ完璧なものに仕上がりつつあると確信しています。
 


   テニスの基本とは、身体を最大限、自然でシンプル且つ合理的に機能させ、無理と無駄を省く事に尽きます。
  つまり、自然でシンプルとは、身体の各部分(パーツ)の自然でシンプルな連係動作が非常に大切ということを意味します。 
   何故なら、不自然×複雑=非合理/非効率は必然的に、パワーロス、スピードロス及びコントロールミスを誘発するからです


 
テニスを始めるに当たって、下記の6項目程度は基礎知識として頭に入れておくべきです

 
(1)スイングの主役は<利き腕の肘(ヒジ)!>であり、打球の主役は<手の平!>ですラケットを持つ
   利き腕のヒジを正しく前方へ向けてしっかりと大きく強く振ることで、力強く正確なボールを打つことが可能となります。
     
 (2)グリップ
ボールを打つのは手の平です・・・手の平(グリップ)とスイング方向の一致が絶対条件です。 
  
グリップは、ゴルフと同様、打点に合わせて造り、手の平でラケットをしっかりと支えることが基本です。   
  
 
※現状、片手バックハンドを打つプロ選手は皆、例外なくグリップの造り方を間違えていますが、間違いは、
   プロ選手が片手バックの打点の正確な位置/高さを知らない事に起因します。
片手バックの打点はフォア
   よりも、①ほぼ両肩幅分程前方、②高さもフォアよりも高く鳩尾付近です。
 
   
 (3)肘の重要な機能 ・・・フォアとバックとでは肘の使い方が全然異なります。肘はスイングの司令塔です。
    ヒジは
スイングの原動力です。フォアではリアエンジン片手バックではフロントエンジンです。
   
・・・ ボールを強く打つには、ラケットを持つ利き腕のヒジを前方スイング方向に向けて大きく力強く振らねばなりません。  
 (4)スイングフォアFHと、片手バックBHとでは、スイングのメカニズムが異なります
 
 
・・・フォアハンドではラケットを打点に向けて押し出す、インサイドインの<押すスイング>が基本であり、
    片手バックハンドではラケットを打点に向けて引き出す、インサイドアウトの<引くスイング>が基本です。


  
※片手バックの<引くスイング>には、フォアハンドの<押すスイング>とは異なり、身体構造上の制約を殆ど
   受けない大きなメリットがあります。<押すスイング>には身体構造上の決定的なデメリットがあります。
 
 
      
 (5)打球の構え:身体は・・・上体だけでも・・・横向きとして、前肩を前方ターゲットに向けるのが基本です
。 
  
・・・打点が低い場合、特にバックハンドBHでは、膝を曲げ、腰を充分低く落として構えるのが基本です。  
   
※正しい打球の構え造りは、打球の強弱/飛距離と方角の正確なコントロールのための必要条件です。

   
  凡ミスと上達の遅れは、殆どが打球の構え造りの不備/間違いが原因です
 (6)体軸を支点とする自然なスイング軌道が高速/正確/強力なスイング/打球を可能とします。
打球時点では、
   スイングの支点(体軸) ; フォアFHでは頸椎/片手バックでは前肩を動かさないのが基本です。
   ※スイングの支点が動くと、必然的にスピードダウン/パワーダウン、コントロールミスを招来します。


 
 現在、片手バックに力を入れ難い のが定説となっていますが、間違いです。
 事実、片手バックハンドの進化はここ数十年間も停止した儘であり、最近では、片手バック絶滅論!まで出始めていますが、
 何れも間違いです。
数年前に著名なトップコーチ;ゲイブ・ハラミロ(米国)やリチャード・ションボーン(欧州)が
  フォアハンドと比較して、
片手バックの進化の遅れを指摘し、「将来は両手バックが主流となるだろう」と
 述べていますし、米国の著名なIMG アカデミーでも
片手バックを見限ったらしく、現在は片手バックを
 教えないようですが、何れも間違いです。

  何故なら、片手バックに力を入れ難いとして近年、両手打ちが主流となっている最大の理由は片手バックを打つ
  プレイヤーは誰もが、フォアハンドの裏返しのグリップ/打点/スイングを行っています。つまり

 
片手バックの打点の正確な位置/高さが体幹の少し前方と間違え、フォアと同様に打点が腰の高さだと間違え、
 
採用グリップを間違えていて、バックハンドイースタン/セミウエスタンを採用している。③更に、片手バックはラケットを
 打点に向けて引き出す<引くスイング>でなければ、力強く正確なスイング/打球が不可能である事すら知らないために、
 フォアと同様な押すスイングを行っているのです。

 
 
フェデラーが「片手バックのフィーリングが合わない」としてバックハンドを不安視している理由も、
 筆者が既に20年以上も以前から指摘して来たように、上記①打点の位置と②グリップを間違えて、
 
スイングが体重を乗せ難い<押すスイング>に劣化しているためですが片手バックを打つ選手は
 
殆どがフェデラーと同類の過ちを犯しています

 最近、アルトマイヤー(ドイツ/ATP87位)が正しい片手バックを打ち始めたようです2022-1-17
  彼ら一見、模範的なショット???を打っているかに見えますが、大きな間違い!!!を犯しています。
 グリップを正し、ヒジの使い方を正せば、もっと楽に高速/強力で正確なショットを打てる筈なのですが! 
 
不思議でならないのは、何故プロ選手/コーチが長年かような重大な過ちを正せないでいるのか?です。
 テニス誌の解説者は皆が例外なく、現在のトッププロ選手の片手バックは無分別に正しいと
 盲信し、彼らの誤った<押すスイング>をベースに、誤った断片的で複雑な弥縫策を推奨しています。
 

 
 
  片手バックハンドの正しいスイング打法は、唯一、筆者がオーストリー人コーチから既に40年も以前に学んだ<居合抜き型>
   =<EEタイプ>であり、全てのスイングタイプ中
唯一、自然で身体構造上の物理的制約を受けない、理論的にも完全無欠、
   最高速/最強の省エネ/スタミナ温存スイングタイプですから、
非力な日本人選手も<EEタイプ>をマスターして有力な武器と
   すべきです。
片手バックの<EEタイプ>には、フォアハンドや両手バックにもない大きなメリットが多々あります
 
 ◆
片手バックの理論武装が急務で不可欠!・・・コーチレッスンの意識改革が必要です 
 筆者はトッププロ選手や大勢のテニス愛好者が何故バックハンドが苦手なのか/力を入れ難いのか、また、バックハンドだけではなく、
 フォアハンドのミスショットの原因などを解明する目的でこのホームページを立上げ、その内容の科学的な正当性の明確な裏付けと
 充実に、実践的な試行錯誤を重ねて来ましたが、ようやくテニススイングの理論化らしきものにほぼ仕上がり、技術のレベルアップと
 凡ミス防止のための明確な処方箋を作成し得たのではと自負しています。その意味で、甚だ僭越ながら、スイング/打球全般に
 わたるこのホームペ-ジが、近未来のテニスを先取りした”硬式テニスの格好のテキスト”として役立つよう願っています