オーストラリアンオープン ATP男子決勝戦 2021-2-21ジョコビッチ(セルビア、33歳)VSメドベージェフ(ロシア、24歳)
久しぶりにATPツアーの決勝戦をTVで観戦しましたが、シードNo.1のジョコビッチがシードNo.4のメドベージェフに7-5,6-2,6-2で勝ち、優勝しました。
*サービスにしてもストロークにしても、球威があり、球速が速いのも若いメドベージェフでした。
ファーストセットではジョコビッチも苦戦して、メドベージェフに勝てるか甚だ不安でしたが、
感心したのは、ジョコビッチがメドべージェーエフの結構早くて強いサービスを巧く打ち返していたことです。
*ジョコビッチはメドベージェフが放つ左右への強打に振り回されていましたが、結構良く走り回ってボールを返球していました。
*ジョコビッチは、今大会でサービスエースを多発していたようで、サービスは好調でした。球威はメドベージェフには劣りましたが
コースは良かったようで、サービスエースをメドベージェフよりも多く放っていました。
* ジョコビッチは以前はドロップショットが見ていられないほど下手糞でしたが、今大会ではかなり上達していました。
*ジョコビッチの勝因は、時折メドベージェフが捕りにくい多彩なショットを放って、メドベージェフのミスを誘っていたことです。
メドベージェフはセカンドセット以降、作戦上手のジョコビッチの餌食となり、ミスが多くなって敗退しました。
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全仏オープン2019 : 2019-5-26~6-9 パリ/クレイコート 6月1日 WTA 3回戦
大阪なおみ (日本、21歳、WTAシングルス1位、) × K.シニアコバ (チェコ、23歳、WTAダブルス1位)
試合開始前の練習風景を眺めていて、大坂なおみは相手のにシニアコバには勝てないと思いました。何故なら、大坂なおみは力に頼るプレイに
なっていて、基本がなっていないと思ったからです。まず、シニアコバと比較して姿勢の悪さです。上半身の軸の崩れです。上半身に力の入れ過ぎで
打球時に打球時の姿勢、身体の開きが速すぎて、打球時に打点に目線を残すことをせず、身体の軸が少し崩れることです。
片や、シニアコバは、大坂なおみとは正反対で、運動量が豊富、ボディバランスに優れたストローカーである上、ダブルスで鍛えたネット際での
小技が巧いと思われたからです。何よりも姿勢が良く、サービスやベースラインからのストロークにも球威があり、大坂なおみに
短いボールを強打されないように戦略を替えたようです。
案の定、大坂なおみは、ファーストサービスの確率が悪く、ミスが多かったため、4-6,2-6で敗れ、4回戦進出はなりませんでした。
敗因の76%が大坂なおみの凡ミスによるものだそうです。どの選手もバックサイドの打点の低いボールには弱いのですが、なおみちゃんも
例外ではなく、ボールをネットに引っ掛けるミスが多かったようです。
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イタリア国際ローマ大会 ATP 1000 2019-5-12~19 ゴファン(D.Gofin) vis バブリンカ(S..Wawrinka)第1回戦 5/14
ゴファン(オランダ、23歳、ATP23位)がバブリンカ(スイス、34歳、ATP36位)に4-6,6-0,6-2で勝ちましたが、
片手バックを打つ、バブリンカの敗因を以下、列記します。
*バブリンカは背中と膝の痛みが未だ残っているのかも知れませんが、普段はベースラインのストローカーとして、結構強いボールを
打ちますが、時々返球するだけの弱いボールを打ったりしています。①常々、打点への入り方/打球の構え方が相変わらず粗雑です。
②ズボラして、オープンスタンスのまま打球したりします。③片手バックハンドを強い武器とするとされたいますが、フェデラー他の
片手バックハンダーと同様、グリップを間違えているほか、スイングタイプを間違えていて、片手バックを巧く打てない時には
迷いがあるのか、ストロークが乱れてミスを多発しています。
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モンテカルロ大会 2019-4-28 準決勝戦
PELLA ペジャ(アルゼンティン、28歳、ATP28位) X Thiem ティエム(オーストリア、25歳、ATP5位)
4月28日の準々決勝で、ティエムが7-5,6-2で勝ち、ナダル(スペイン、ATP2位)との準決勝戦に進出し、決勝戦で
メドベーエフ(ロシア、ATP14位)に勝ち優勝しましたが、ティエムの片手バックに注目しました。
ティエムはフェデラーと同様、グリップとヒジの使い方を間違えているようであり、バックハンドはストロークもボレーもフェデラーらと
同じく、インサイドインのスイングを行い、フォロースルーで左手を背後に伸ばし、両肩の回転を抑制していました。ストロークには
トップスピンがかかっていて、頻発していましたが、<EEタイプ>であれば、より高速で、より球威のあるウイナーショットを
打てていた筈です。
モンテカルロ大会 ATP1000 2019-4-21 フォニーニ X ラヨビッチ(片手バックハンド)の決勝戦
◆今回はメドベージェフ(ロシア、23歳、198cm、ATP14位)を7-5,6-1で破り、フォニーニ(イタリイ、31歳、178cm、
ATP14位)との決勝戦に進出しましたがフォニーニに3-6,4-6で敗れ、準決勝に終わったラヨビッチ(セルビア、28歳、の
片手バックハンドに注目しました。
ラヨビッチは片手バックハンドを巧みに多用し、スライスとトップスピンを多用していましたが、片手バックハンダーとしては見事でした。
彼の欠点は、フェデラーなどと同じくフォアハンドの裏返しの間違ったバックハンドを打つことですが、打点の低い場合には
腰を落として対応するなどミスが少ないのが長所です。彼の欠点は以下の通りです。
*グリップ:バックハンドイースタン?=X、*テイクバック:フォアハンドと同じく、肘を下に向けて構える=X、
*スイング:ヒジのスイング法はまずまずですが、スイング開始時から、上下腕を伸ばし切ってスイングしていたこと=X、
*フォロースルー:右肩の斜め後方への大きな身体の捻り戻しで、左手を伸ばして、スイングの支点となる右肩の過回転を
抑えていました。・・・日本の月刊テニス誌では、物理学のイロハも知らない馬鹿なコーチ連中が、何と、間違いのグリップ、
ヒジを下に向けるテイクバック、腕を伸ばし切ったスイング、身体の過回転を抑制する左手の使い方など、単なる
フェイクタイプの弥縫策に過ぎない,役立たずのメソッドを片手バックを強く打つ方法として推奨?しています。
モンテカルロ大会 ATP1000 2019-4-14~2019-4-21 2回戦 ジョコヴィッチ X コールシュライバー
◆4月16日に行われた2回戦で、コールシュライバー(ドイツ、ATP40位)はジョコヴィッチ(セルビア、ATP1位)に3-6,
6-4、4-6で最後まで善戦し、負けはしましたが、かなり良い片手バックハンドのトップスピンを立て続けに打っていました。
※片手バックハンドの、フェデラー等、他のプロ選手よりも優れていた点を下記します。 2019-4-17
*テイクバックのラケットの位置が、不必要に高くなかったこと。・・・ほかの選手はもっと高い。
*インパクト時点で、スイングの支点である右肩の動きが完全に止まっており、左肩も開かれていなかったこと。
・・・ほかの選手は、インパクトの時点で両肩の動き/回転を止めておらず、後ろ肩も開いている。
*打点の低い場合、膝をしっかりと曲げて、腰を落としていたため、ボールをネットに引っ掛けるミスショットが殆どなかったこと。
・・・フェデラー他の選手は、腰高であり、ラケットダウンだけで済ませているために、ボールをネットに引っ掛けるミスショットが多い。
*フォロースルーは、少々オーバーであり、右肩が向く方向よりも、インサイドアウト側に向けてなされるべきだった。
・・・他の選手は、無駄な力みが見られるオーバーなフォロースルーでフイニッシュしている。
※グリップと肘の使い方を改めれば、フォアハンドよりも高速で球威のある鋭いトップスピンを打てると思います。
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マイアミオープン ATO1000 2019-3-19~31
錦織(29歳、ATP6位) X ラヨビッチ(セルビア、28歳、ATP44位)
錦織は4日目22日のの2回戦でラヨビッチに2-6、6-2、6-3で敗れましたが、敗戦の理由は、1stサービスが
あまり入らず、ATPランクが下位の相手にどちらがATPランクが上なのか判らないほど攻められっぱなしで、凡ミスが
多かった事です。ラヨビッチの片手バックハンドショットが意外に巧く、錦織は左右に走られさられっぱなしでした。
※ラヨビッチの片手バックも、巧い方だがまだまだである。
序に、大坂なおみ(WTA1位、21歳)は台湾のシェシュエイ(WTA27位、23歳)に4-6、7-6、6-3で負けたのは
精神的な弱さが原因だったようです。
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BNPパリバオープン 於インディアンウエルズ ATP1000
ティエム(オーストリア) vis フェデラー(スイス) 3月18日(日)決勝戦
ティエムがフェデラーに3-6,6-3,7-5で勝ち、優勝しましたが、両者の片手バックハンドショットを見る限り、ティエムの方が
球足の速い強い片手バックを打っていたように思えます。と言うのは、フェデラーの片手バックのミスが多かったからです。
ティエムよりも、バックハンドのミスが多かった理由は、フェデラーが腰高で対処していたからと思います。
とは言うものの、ティエムの片手バックハンドのグリップもスイングもは間違いであり、本物(居合抜き型=EEタイプ)にはほど遠い。
(・・・完成されたEEタイプなら、スイングスピードはフォアハンドよりも速く、打球も強い。)
インディアンウエルズ2回戦 3/11
WAWRINKA ワウリンカ (スイス、33歳、ATP40位、) X FUCSOVICS フチョビッチ(ハンガリー、27歳、ATP31位)
バブリンカが6-4,6-7,7-5で何とか勝ったが、ゲームの内容はお粗末だった。ボールの強さ、速さと正確さ、
要するに鋭い攻撃力はフチョビッチの方が勝っていたから、どちらが上位か判らないほどだった。バブリンカはブレーク出来そうで
なかなか出来ず、頭の悪さには呆れた。バブは片手バックハンドを多發していたが、欠点はやはりグリップと肘の使い方を間違え、
打球の構えが粗雑だと言うことである。
正しい片手バックは、ボールのスピードも強さももっと早く強い筈。彼のプレイのお粗末さには失望した。
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ATP500 Dubayy大会 決勝戦 3月2日(土)
フェデラー(スイス、37歳、ATP7位)Xチチパス(ギリシャ、20歳、ATP11位))
フェデラーが6-4,6-4でチチパスに勝ち、優勝100勝目を挙げました。
フェデラーの勝因は、何と言っても、誰も真似のできない戦い方の巧さ・・・相手が返球しにくい
地点にボールを打ち込み、短い返球を厳しいボレーで仕留めるなど、素晴らしいネットプレイなど・・・と、
コンピューターのように正確なコントロールでした。
※両者とも片手バックハンドを打ちますが、やはり、グリップが浅く、肘の使い方も間違えていました。
フォアハンドでは、ストロークの場合、脇を閉めて、肘を体幹に近づけてスイングを行っても良いのですが、
バックハンドではフォアハンドとは逆に、脇を開けて肘を体幹から引き離すいますが、引き付けるような
スイングにせねばならないのに、両者ともフォアハンドを打つのと同様なラケットを立てて構える
テイクバック、押すスイング、大きくて横振りのフォロースルーを行っていました。
フェデラーの場合は、打点が高い場合には、比較的<EEタイプ>に近いスイングで片手バックを
打つことが出来ていたように思いますが、テイクバックとフォロースルーは完全に間違えていて、
バックのミスショットが多かったように思います。
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ATP大会100勝目のフェデラーと
準優勝のチチバス |
ATP500 リオデジャネイロ大会 ・・・ CUEVAS クエバス (ウルグアイ)の片手バックハンド)に注目しました。
★ 2019年2月21日 CUEVAS vis LONDERO クエバスが片手バックハンドショットを頻発して、ロンデロに6-1,6-4で勝ちました。
★ 2019年2月22日 クエバス(ウルグアイ、31歳、ATP63位) vis ラモスヴイノラス(スペイン、31歳、ATP93位)の準々決勝
クエバスが、6-3、3-6、6-4でバモスヴイノラスに勝ち、準決勝に進出しました。クエバスの片手バックの特徴は、他の片手バック選手の
フェイクタイプと異なり、右肩をスイングの支点としてインパクト時点では肩の回転を殆ど停止していたことです。従って、左手を後ろに伸ばす操作は
殆どせずにいて、左脇に収めていました。然し、それ以外は他の片手バック選手と同様に、①グリップが浅かったと見えて、上下腕を自然に、・・・
つまり肘関節にほぼ直角に伸ばすのではなく・・・伸ばせず、右肘が<ラケットヘッドーグリップー肘>が作る自然な3角形のスイング平面上から
落ちていました。
※ その結果、グリップをバックハンドウエスタンとし、スイングタイプを<居合抜き型>=<EEタイプ>とするスイングであれば可能な筈の
より高速で強力な打球を打つことが、残念ながら出来ずにいました。グリップの重要性、バックハンドの打点はフォアハンドよりも高いこと、
フォアとバックとでは、スイングのメカニズムが異なることに気付くプロ選手が未だに出現しないことを残念に思います。
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ATP500 ABN AMROロッテルダム大会 2019年2月11日(月)~17日(日)
★ 2月17日(土)の決勝戦 : バブリンカ(スイス) 1対2 モンフィル(フランス)
バブリンカは選手名鑑に、最高速223km/hの高速サーブと、ツアー屈指の片手バックハンドを持つ攻撃的なベースライナーとして
紹介されていますが、モンフイルに、1stセットで1ブレーク!、3rdセットで2ブレーク!され無様に負けました。
バブリンカは3-6,6-1,2-6でモンフィルに無残な負け方をしました。敗因は、モンフィルがバブリンカを左右に振る多彩な攻撃的ショットで
対戦したのに対して、バブリンカの攻め方は単調であり、本人は得意だと思っているかも知れないが?下手糞な?片手バックを専らクロス;
モンフィルのバックサイドに打つショットが多く、それもトップスピンはかかっていたが、球威のない低速なボールだったためモンフィルに再々攻撃の
チャンスを与えてしまったことです。
先日の錦織のボールが低速で弱く、打ち頃だったのに反して、モンフィルのボールは高速で鋭さがあり、バブリンカは打ち負けていました。
*これで判ったことは、バブリンカの片手バックはまだまだ未熟だと言うことと、進歩がないのは、彼の頭もかなり悪いのが理由?
未だ、グリップミスと肘の振り方が間違いでした。バブリンカのコーチだけでなくどのコーチ連中も皆、無能(=アホ)だということです。
オリンピック担当の桜田バカ大臣(千葉県出身!千葉県の恥曝し!)ではないけれど、バブリンカのだらしなさにガッカリしました。
ベテランのくせに攻める戦術もなく、フォアハンドはそこそこ巧いが、バックハンドはからっきしダメと言うことです。
★ 2月16日(土)の準決勝戦 : バブリンカ (スイス) vis 錦 織 圭
錦 織 ATP7位 2 6 4 = 1 錦織は過去4勝5敗でワウリンカ(ドイツ語読みではバブリンカ)に負け越している。
バブリンカ ATP68位 6 4 6 = 2 今回はここ2~3年の間、背中や膝を傷めていて不調のためATPランクを下げていたバブリンカも
復調したらしくゲームに精気がみなぎっていたから、錦織の敵ではなかった。
*錦織はどうしても屈強な外人選手と比較して体力に劣るため、サービスや打球のスピードと威力に劣っている。従って、錦織のストロークは
錦織以上に強いボールを打てるヒッティングパートナーを相手に練習を積んでいるバブリンカにとっては、ちょうど打ち頃の弱いボールだから
余程コースが厳しくないと相手に簡単に拾われて返されてしまうため、ウイナーを数多く打てないでいます。
ATP6位になるようですが、ランクが下位の選手でも結構強くなってい手レベルが上がって来ていますから、相当苦戦を強いられると思います。
*一方、バブリンカは、<居合抜き型>=<EEタイプ>に近い片手バックにかなり自信をつけて来たようで頻発に打っています。
グリップをバックハンドウエスタンとして、肘を前方に向けて強く動かすようにすれば、完璧/本物となると思われますが!?。
★ 2月15日(金)の準々決勝戦 : バブリンカ (スイス) vis シャポバロフ (カナダ)
バブリンカは、シャポバロフに、6-4、7-6で勝ち、錦織との準決勝戦に臨むむこととなりました。
両者とも片手バックハンドのプロ選手であり、バブリンカは強いサービス、シャポバロフは高速で切れのある鋭いサービスを打っていました。
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※片手バックハンドストローク |
サービス |
レシーブ |
打球の構え造り |
ミスショット |
バブリンカ (右利き) |
◎比較的コンパクトなスイングで
軽いトップスピンがかかった安定した
ストロークを巧く多発していたが、
<EEタイプ>本来のスピードに欠ける |
◎力強い
コントロールも
良い |
△当てるだけの
レシーブが多く
下手糞! |
▲粗雑:
体幹と打点の
距離の
取り方が粗雑 |
〇以前よりも
少なくなったが? |
シャポバロフ(左利き) |
〇全身の力を込め、動きの大きな
スイング半径の大きな鋭いストロークを
打っていた。力の無駄遣い! |
◎高速で鋭い
コントロールも
良い |
〇動きが速く
まずまず |
〇普通、
大袈裟すぎる。 |
△バブリンカよりも
やや多い |
※片手バック:両者ともグリップと肘の使い方を間違えている。バブリンカの方は肘を伸ばしつつ<EEタイプ>に近い安定したコンパクトなスイングで打てるように
なってはいる。但し、両肩の開きを止めるために、左手を背後に伸ばす操作も見られた。グリップを正すのが課題。
*シャポバロフは肘を伸ばし切ったスイングをしているように見える。6歳のころから片手バックを両親から学んだにしてはFake Type である。
グリップもスイングタイプも間違えている。
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★ 2月13日(水)の2回戦 : バブリンカ (スイス) vis ラオニッチ (カナダ)
*2月13日に行われた3日目の2回戦;バブリンカ(スイス、ATP68位)とラオニッチ(カナダ、ATP14位)をGAORAで観戦しました。
バブリンカが6-4,7-6で勝ちましたが、バブリンカは何時になく、かなり球速も球威もあり、安定した片手バックハンドフラット系トップスピンを
打っていましたが、かなり自信を深めたらしく、上達したようであり、<居合抜き型>=<EEタイプ>に近いショットを頻発していました。
殆どミスをしなかったので、本格派となるか、今後に期待しています。低い打点の片手バックも重心を下げて卒なく打っていました。
1回戦でペイル(フランス、ATP58位)にも、7-6、6-1で楽勝しています。
*ラオニッチはサービスが強力なだけの選手です。ミスが多かったようです。
*シャポヴァロフ(カナダ、19歳、ATP25位)は、強力な片手バックと鋭い切れのあるサービスを武器としているようですが、,力任せのかなり強烈な
片手バックを打っていましたが、典型的な FAKE TYPE であり、感心しません。無駄な力の入れ過ぎです。
コールシュライバー(ドイツ)も片手バックですが、ラオニッチに6-7、5-7で負けています。球威もなく、パッとしません。、
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全豪オープンテニス大会/メルボルン 1月23日(水)錦織 圭とジョコビッチの準々決勝戦 2019-1-25
錦織は第1セットを1-6で落とし、第2セットを1-4で疲労困憊で棄権した。準々決勝戦までに戦った4ゲームのうち3ゲームが
フルセットだったから、止むを得ないと思う。観戦していると、錦織の技術は勝っているが、結局外人選手との体力負けである。
ジョコヴィッチは体力の70-80%程度で楽に戦っているのに対して、錦織は120%と消耗度の高い戦いを強いられていると思う。
錦織程度の速く強いサービスやストロークを打てるプロ選手や選手のヒッティングパートナーはゴロゴロいるから、ジョコヴィッチに
してみれば、錦織程度の弱く遅いショットはちょうど打ち頃なのである。これで対戦成績は2勝15連敗となった。
他の若いATPランクの低い選手でも、近年力をつけて来ているので苦戦を強いられているから、この調子ではATPランク10位以内は
おろか、20位以内にとどまるのも難しいように思われる。思うに、体力の消耗度とスタミナの温存度が外人とは全然違うのである。
錦織はバックハンドの両手打ちを大きな武器としているが、片手バックの<居合抜き型>=<EEタイプ>を覚えたらどうだろう。
現在まともな片手バックを打てる外人プロ選手は何故か1人もいないから、<EEタイプ>で威力的なパッシングショットでポイントを
稼ぐのも簡単である。体力の消耗度が少ないし、スタミナの温存にも大変効果的であり、大きな武器となりうる筈です。
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