フォアハンドのスイング/打球方法 2022-1-2 | ||
スイングと打球 :正しいスイング/打球は 利き腕の肘を大きく強く、直線的に速く振ってボールを 飛ばすことです。肘を直線的に大きく強く速く振らなければ、 ボールを強く速く飛ばせません。 打球するのはラケットのスイートスポットですから、ラケットのスイートスポットを意識してスイング/打球すべきです。 スウイートスポットを意識することで、最も効率的にボールを強く速く打つことが出来ます。 フォアハンドフラット等のテイクバック: プロ選手の フラットの曲線的サーキュラーテイクバックは物理的には間違いだと思います。 プロ選手はフラット等を打つ際にもハイポジション/サーキュラーテイクバックを行ないますが、それが正しいのか 私には甚だ疑問です。何故なら、この場合、肘と打点間のスイングスパン(距離)が曲線的となり、強力なスイング パワー(運動の方向量)をラケットに充分に乗せ難く、パワーロスが大きいと考えられるからです。 (注)最初のフォワードスイングが長くて直線的な方が、パワーのラケット/ボールへの伝達が確実に効率的です。 テイクバックは直線的にスパンが長い方が、物理的には適切だと思います。 私は、テイクバックは、これからスイングしようとするスイング軌道と同一軌道の背後地点に直線的に行なう べきだと考えます。何故なら、フォアハンドの打球推進スパン(打点とスイング開始地点の距離)を長くとる方が、 ボールに強力なスイングパワー(ヴェクトル=方向量)を伝達するスイング開始地点と打点の直線的スパン(距離)を 長くとれるからです。 因みに、伊達公子さんのテイクバックは直線的であり、クイックリターンで相手のショットを狂わせるメリットが ありましたし、 私のテニス仲間の奥さん(全日本クラス)も、スイング軌道の真後ろにラケットを直線的に テイクバックして、強力な高速 ショットを 打てていたからです。 |
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フォアハンドのグリップ : 第1図参照 フォアハンドで採用される主なグリップ : フラット:主に イースタンほか サービス: 通常 コンチネンタル ボレー : 主に セミウエスタン ※フォアハンドでは、スイングタイプと、採用するグリップを 誤るプレイヤーは 殆どいませんから省略します。 |
フォアハンドフラットのスイング : 第2図参照 プロのインサイドインスイング=×? 正しいインサイドアウトスイング=◎? 筆者はフォアハンドもバックハンドも,上図の如く 白抜きの矢印方向へインサイドアウトのスイングを 行なうべきだと思いますが、間違いでしょうか? |
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プロが行う第2図の インサイドインのスイング方法は、物理的には誤りではないか? と思われますが ・・・ 身体の回転でボールを打つと、スイングがインサイドインとなり、スイングパワーのラケットからボールへの 接触伝達スパン/時間が短か過ぎてボールにパワーを充分伝達できませんから、右肩を左肩の位置までの 回転で打つのではなくて、インサイドアウトの前足の前方への踏み込みでッパワーを追加して打つべきです。 何故ならばインサイドインスイング の場合、スイングパワーをラケットへ伝達する推進スパン(方向量)時間が 短くて ボールに推進力を充分に伝達できずに パワーロスが大きいと思われるからです。 従って、スイングタイプはインサイドアウトスイングとして、スイングを前方へ伸ばすすべきだと思います 私はかねがね、 フォアハンドのスイングではインサイドアウトのスイングタイプが 正しいと 思っています。 何故なら、インサイドアウトスイングなら テイクバックの位置から利き腕の 肘の位置までの牽引力を無駄なく活用でき、 肘から打点までの推進力と合わせたスイングパワー+スイングスピードでボールを ハイスピードで強く打てるからです。 前方へのラケットの推進力を強化するためには頭を動かさずにボールの打点に目を残したまま、身体の回転を 抑えて、テイクバックの位置から打点までの直線的なスイングスパン(方向量)を極力長くとることが大切だと思います。 何故なら、身体の回転を伴うとスイングスピードダウンしてヴェクトル(一定方向へのパワー量)が減るからです。 (注)Vector(一定方向へのパワー量)=Weight(=ラケットの重量)×Velocity(スイング速度)です。 また、終始グリップが先行するスライス(引くスイング)で打つとかなり強いボールを打つことが可能です。 多くの女性がこのスイングを採用しています。 フォロースルー : 尚、打球後のフォロースルーも身体を回転させて終わるのではなく、打点の位置にしばし 頭と眼を向けたまま、スイングパワーをボールに長く伝えることを可能とすべく前足を前方に 踏み出して、 ラケットをスイング方向に突き出したまま終わるスイングを行うべきだと思います。 |
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